冬になる前にやっておこう!エアコンのお手入れで暖房効率を劇的アップ
- amenixweb
- 10月15日
- 読了時間: 4分

目次
家庭でできる簡単エアコン清掃ステップ 3.1 フィルター清掃 3.2 本体カバー・ルーバーの拭き掃除 3.3 熱交換器の簡易洗浄(スプレー方式) 3.4 室外機のお手入れ 3.5 試運転&内部乾燥
はじめに
秋風が心地よくなってくる季節。そろそろ暖房の準備を始めたい時期ですね。そんな冬支度の中で見落とされがちなのが「エアコンのお手入れ」。
夏にフル稼働したエアコンをそのまま使うと、「暖まりが遅い」「風が臭う」「電気代が高い」などのトラブルが起きやすくなります。
実は少しの手間で、暖房効率を大幅にアップさせることができるんです!この記事では、誰でも簡単にできるエアコン掃除の方法をわかりやすく解説します。
冬前にお掃除をする理由
① 暖房効率アップ
フィルターや内部にホコリが溜まると、空気の流れが悪くなり、設定温度まで上がるのに時間がかかります。つまり「余分な電気代」が発生してしまうのです。
② カビ・アレルギー対策
夏の冷房で湿気を含んだ内部は、放置するとカビの温床になります。そのまま暖房をつけると、カビの胞子が部屋中に飛び散ることも。
③ 故障予防
汚れがセンサーやモーター部分に影響を与えると、エアコンの寿命が短くなる可能性があります。
④ 電気代の節約
汚れを取るだけで暖房効率が約10〜20%も改善されることがあります。結果として電気代の節約にもつながります。
家庭でできる簡単エアコン清掃ステップ
3.1 フィルター清掃
電源を切り、コンセントを抜く。
前面パネルを開け、フィルターを外す。
掃除機でホコリを吸い取る。
水洗い(裏面から水を流すと汚れが落ちやすい)。
日陰で完全に乾かし、再装着。
※乾かないまま取り付けるとカビの原因になります。
3.2 本体カバー・ルーバーの拭き掃除
・柔らかい布で乾拭き。汚れがひどいときは薄めた中性洗剤を使用。・吹き出し口や風向きを変えるルーバー部分にもホコリが付きやすいので念入りに。
3.3 熱交換器の簡易洗浄(スプレー方式)
・家電量販店などで販売されているエアコンクリーナースプレーを使用。・アルミフィン部分にまんべんなく吹きかけ、汚れを浮かせる。・電装部(基板や配線)には絶対にかけないように注意。・掃除後は送風モードで30分〜1時間ほど乾かします。
3.4 室外機のお手入れ
・落ち葉やゴミ、雑草を除去して空気の通り道を確保。・金属フィン部分にホコリが溜まっていれば、ブラシや掃除機で優しく清掃。・ドレンホース(排水ホース)に詰まりがないか確認。
3.5 試運転&内部乾燥
・暖房モードで試運転し、温風・異音・異臭をチェック。・運転後に送風運転で内部を乾燥させることで、カビの再発を防げます。
プロに依頼すべきタイミング
フィルター掃除をしてもニオイが取れない
風が弱い、暖まりが遅い
黒いカビ汚れが見える
購入して5年以上クリーニングしていない
こうした場合は内部洗浄が必要です。自分で分解するのは危険なので、専門業者に依頼しましょう。秋(9〜11月)は業者の予約が取りやすく、価格も比較的安い時期です。
よくある質問(FAQ)
Q1. エアコンの寿命は?A. 一般的に10〜15年ほどです。定期的な清掃で寿命を延ばすことができます。
Q2. 掃除の頻度は?A. フィルター掃除は月1回、全体清掃は年1回が目安です。
Q3. スプレー洗浄だけで十分?A. 軽い汚れならOKですが、内部のカビや油汚れはプロでないと落としきれません。
Q4. 暖房効率が悪いときの対策は?A. まずフィルター掃除と室外機チェックを。それでも改善しない場合は修理や点検を。
まとめ
冬前のお手入れは、たった1時間でも十分効果があります。
フィルター清掃
本体拭き掃除
スプレー洗浄
室外機の確認
試運転
この5ステップを実践するだけで、暖房効率が上がり、電気代も節約できます。快適で清潔な冬を迎えるために、今日から少しずつ準備してみましょう。
豆知識:意外な「掃除タイミング」のコツ
・9〜10月の晴れた日 がベスト。湿気が少なく、乾きが早い。・雨上がり後 はホコリが舞いにくく、外回り掃除に最適。・送風モードを寝る前に1時間 回すだけでも、内部のカビ予防になります。
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